3895人が本棚に入れています
本棚に追加
ランディは夜露をかぶってビシャビシャだった…
Y氏宅の横の道、現在ではアスファルト舗装してあるが当時は泥道だったのでエンジンを掛けずに坂を登るのには体力を使った💦
マサと二人、力を合わせて重いバイクを押して上がる…
登り坂を終え公会堂を過ぎいつもの神社を過ぎると池が見えてきた…
マサ「車道側からにする?」
Y「人目についたらいけんから反対の畑側から行こうや」
ヒソヒソ声で話す
反対岸に到着、油が少しでも浮かぬよぅガスとオイルは抜いてきた…
お世話になったランディともお別れだ😢
Y「イクど?」
マサ「おぅ!」
💥ザパーン🌊💥
静まり返った冷えた空気に水の音が響き渡る…
マサ「行ったか…?」
しかし、予想外に浅瀬だった為、バイクは水面から顔を出している
Y「弱ったのぅ…ワイなんか探してくるわ」
周囲を見渡すと長~い木の棒があった、お百姓が畑仕事で使うのであろう
棒でバイクを押してひっくり返す、水の中なので軽いもんだ😁
二度、三度とひっくり返しもぅバイクは見えない…
Y「水が引いたら見えるけぇもぅ一回だけひっくり返そぅや」
マサ「ほぅじゃの👍」
しかし、背の低いY氏…リーチも短い😞
約3mの棒の先がかろうじて届く程度でひっくり返せない😞
Y「マサくん、チョット頼まぁ」
マサ「しょーがねぇの、貸してみ」
約10cm背の高いマサ、力も強い😁
しかし、この後事件が起こるとは二人は知るよしもない…
最初のコメントを投稿しよう!