ベッドの下の男

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ある人物(A子)が先輩(B子)の家に遊びに行った。たわいのない話をした後、A子はアパートへ帰ろうとした。しかしA子は忘れ物を思い出し、引き返した。 真夜中だったからかB子の部屋には明かりがついていなかった。鍵がかかっていなかったので明かりを付けずに鍵を手に入れ家に帰った。 次の日、A子はB子を食事に誘おうと思いB子の家に行った。しかしそこには警察や野次馬がいて、A子は警察にB子が殺されたことを聞いた。警察はわからないことがあるのでと、ショックを受けているA子をB子の部屋に入れた。そこには血で染まったベッドの横に血でこう書かれていた。       「明かりをつけなくてよかったな」と。       A子が鍵を取りに引き返した時、B子は殺されていて部屋には犯人が潜んでいたのだ。もし明かりを付けていたら殺されていたかもしれない。     そう、ベッドの下に潜んでいた犯人に…
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