第一章 男子校

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厄介事に巻き込まれるのは嫌いだ。理由は簡単。メンドーだから。 だけど、相手は生徒会長だしな、怒らすと後が怖そうだ。 仕方ない。俺は不本意だったが四つん這いになって奴のコンタクトを探すのを手伝った。 何で俺がこんな事せにゃあかんのだ? だが、そこいらを探しても何も見つからない。そうしているうちに。 キーンコーン。カ-ンコーン。の二乗……。 げっっ。チャイムが鳴った。ひぃぃぃぃ。授業がはじまっちまった。
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