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すると、横断歩道に向かってトラックが突っ込んできた。
田中「……!……危ない!!」
男の叫びを聞きトラックに気付いた保母、
しかし、間に合わない。
誰もがもう助からないと思った時、
それは起こった。
『バゴォオオオン!!』
……誰も死んでいなかった。
なぜ全員生きているのか?
あの三人組が助けた。
大男はトラックを片手で止め、
包帯女は腕の包帯を伸ばし子供達をトラックより上に持ち上げた。
…………関西弁は…………
保母さんを助け、抱いていた。
関西弁「大丈夫ですか?」
妙にいい声で話す関西弁。
保母「えっあぁ、だ、大丈夫です。」
関西弁「そうですか……
・
・
・
・
・
……じゃあ今度食事でも!」
『ガツーン!!!!!』
関西弁「痛ったぁああああああああああ!!!」
関西弁は包帯女が作った巨大な拳状の包帯で殴られた。
関西弁「何すんねん!
頭割れるかと思ったやんけ!!」
包帯女「チッ!割れれば良かったのに……」
関西弁「それ遠回しに『死ね』って言っとるよね?」
包帯女「保母さん、大丈夫でしたか?」
関西弁「無視って……」
大男「二人とも警察が来る、早く帰ろう。」
関西弁「しゃーない、じゃ保母さんまた今度……
・
・
・
あ痛ぁーーー!!」
再び関西弁を殴る包帯女。
関西弁「なんやねん!
何でやねん!!」
包帯女「じゃあね子供達。」
関西弁「またっ……」
田中(…………………)
男はずっと拳を握っていた。
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