…俺の名前…

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田中「林さん!来ちゃダメだぁー!!」 林「……えっ……?」 狼男「ウガァアア!!」 狼男達は爪を立て、林に向かって、猛スピードで近ずいていく。 関西弁「あかん!あのオッサン殺される!!」 田中「……!!……」 林「ひぃ!!!」 田中(……ヤバイ……林さんを助けなきゃ…… ・ ・ ・ ・ ・ ……でも助ける為には…… ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ……ダメだ! ・ ・ ・ ……俺は……“あの姿”にはなれない……) 関西弁「クソッ!間に合わへん!!」 狼男「ウ!ガ!ァ!ア!ア!ア!ア!ア!ア!ア!ア!ア!ア!ア!ア!ア!ア!!」 林「……た…… ・ ・ ・ ・ ・ ……助けてくれぇ!!」 田中「…………………… ……う!わ!ぁ!あ!あ!あ! あ!あ!あ!あ!あ!あ!あ! あ!あ!あ!あ!あ!あ!あ! あ!あ!あ!あ!あ!あ!あ! あ!あ!あ!!!!!」 刹那、その場に真っ赤な血が舞った。 しかし、林は生きている。 そして、林の周りには、いくつもの肉片と大量の血、 さらに、 “銀色に輝く狼男”が爪に血を付け、そこ立っていた。
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