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田中「何してんだ、お前ら。」
関西弁「ギクッ!」
田中「いや、声に出てるけど……」
包帯女「あら、見つかっちゃったわね。」
大男「うむ、見つかってしまった。」
関西弁「呑気に言っとる場合か!」
田中「あっ、もしかしてお前らがMONSTER'Sってやつらか?
じゃあその四角い包みの中に絵があんだな?」
関西弁「ギクッ!!」
田中「いや、だから声に出てる……」
関西弁「しゃーない、こないなったら……ちょっくら眠ってもらうで!」
そう言うと関西弁は構えをとった。
田中「やめとけ、いくらお前らが人間じゃなくても……、
お前みたいな『チビ』じゃ無理だ。」
関西弁「ち、チビ……」
包帯女・大男『あっ……』
関西弁「………だ、誰がチビじゃあ!!!」
急に関西弁がぶちギレた。
関西弁「おどれぶっ殺したるわボケェエ!!」
すると関西弁はどこからともなく『コウモリの羽を摸したナイフ』を取り出した。
関西弁「喰らえや!!」
田中「……!!……」
関西弁はいくつものナイフを投げる。
しかし男は紙一重で避けている。
関西弁「……なっ!チクショー!!」
さらに多くのナイフを投げる。
しかし男にはナイフが当たらない。
包帯女「へぇ~、あの子、中々やるわね……」
大男「あぁ、手加減しているとはいえ……アレを避けるのは凄い。」
包帯女「あっ!そういえばあの子、昼に子供達助けた時にいたわね。」
大男「成る程、だから俺達が人間ではない事を知っているのか。」
?「博士!センサーに反応ありました!!」
?「何?場所は!?」
?「美術館です!」
?「美術館か……奴らを向かわせて生け捕りにしろ!」
?「はっ!」
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