…俺の名前…

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関西弁「クソッ!何で当たらへんねや!!」 関西弁は地面を叩いて悔しがる。 田中「お前、ナイフ何本持ってんだよ……」 関西弁「じゃかぁしぃーわーボケ!!(涙) クソォ、クソォオオオ!!」 田中「どんだけ悔しがってんだよ……、 ・ ・ ・ てかさ、俺の身体に当てようとしてねぇだろ、お前。」 関西弁「……!!……」 田中「服に刺して壁に張り付ける……ってとこだろ? ……そんなんじゃ、当たんねぇぜ!」 男は関西弁を指差しながら言った。 関西弁「なんや、気付いとったんか…… ・ ・ ・ ……お前、やるなぁ……。」 田中「そいつはどーも……、 で!どうすんだ?絵を置いてってくれんのか?」 関西弁「いや!そりゃ無理な話やで。」 田中「じゃあ……力ずくでいくぜ!」 関西弁「あぁ!……お互い本気でやろうや……。」 二人が再び構えをとった時…… 『パリィイイイン!!』 窓を割り、『何か』がそこに入ってきた。 その『何か』は、 鋭利な爪を持ち、 強靭な牙を持ち、 金色の瞳を持った、 黒色の姿をした“4体の獣人”だった。 『ウ!ガ!ァ!ア!ア!ア!ア!ア!ア!ア!ア!ア!ア!ア!!!』 関西弁「……あれは…… ・ ・ ・ ……『狼男』!?」 包帯女「狼男?そんなに驚く事なの?」 関西弁「……狼男は……絶滅種……、 つまり、もう存在しない種族や……」 包帯女「絶滅種!?じゃあ何で目の前にいるのよ?」 関西弁「んなもん俺が知るか!」 田中「……う、嘘だ……ありえねぇ……そんな……まさか!!」 男は震えながら言った。 するとそこに…… 林「田中君!何かあったのかい!?」 林が来た。
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