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女の子は男の子の幽霊が出たと思いパニックに陥り、叫びました。
「いやっ、知らないわ!斧なんて知らないわ!あれは事故だったのよ!私が悪いんじゃない、殺してないわ!」
ガサガサっと音がした方を女の子が振り返るとそこに立っていたのは男の子のお父さんだったのです。
〈うちの息子を殺したのはお前だったのか!〉
「いやっ、いやっ、ぎゃぁー」
その手には斧が握られており、勢いよく女の子の頭に向かって振り落とされました。
そして泉のなかにまた一つ死体が増えたのでした。
「あなたが落とした斧はどんな斧ですか…?」
End
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