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バイクのライトに照らされて、骸骨の姿がはっきり見える。
口にくわえていた煙草を青い地面に落として足で消し、オレの胸倉を掴んできた。
―…テメェ、ニンゲンカ…?―
……っ……。
ガンを飛ばされながら骸骨が言ってきた事にオレは、恐くて目をつむってしまった。
(…痛っ……!!)
次の瞬間、掴まれていた襟首をおもいっきり離されて、オレは地面に尻を打ってしまった。
―…ヤレ…―
へっ!?…うわぁぁぁ!!
バイクのエンジン音を鳴り響かせていきなり暴走族が骸骨の一言を合図にオレに向かって来た。
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