0人が本棚に入れています
本棚に追加
/20ページ
苦しいこと、悲しいこと。
悔しいこと、寂しいこと。
私の中にいつもある。
それは誰でも皆そう。
けれど中身は全く違う。
やがてそれらは闇となり
人を影から見始める。
日のでる時は、息を潜め。
闇が濃くなると影は歌う。
耳元で、ひそひそと。
孤独と破滅の唄をうたいだす。
聴いて生まれる絶たれた望み。
望みを絶たれ
意思を消し。
意思を消して
心を無くす。
心を無くすと
孤独が生まれる。
生まれた孤独は
絶望へと誘う。
誘われた絶望でみるものは何だろう。
それは誰にもわからない
それは誰にもわかれない
最初のコメントを投稿しよう!