プロローグ

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「どれくらい…待ったかな」 青年の声が響き渡る。 そこへ、丸い球体に羽が生えたような物―生命体なのだろうか―がその羽を羽ばたかせ近付く。 「…マスター、百年ぶりでございますう!」 球体は高い声を発した。 よく見ると、球体には目や口まである。 「おおナビ!今回も宜しく頼む…」 「もちろんでございます!」 青年の不気味な笑みは、しばらく途絶えることはなかった。  
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