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「一馬!」
「んっ…いってぇ」
頭をかかえながら目をさました
「よかった…」
「レオン…何してるの?」
「覚えてないんですか?」
「ん?あっ…優は?」
「眠っていますよ」
「よかった」
「一馬…ブレスは?」
「なんの事?」
「いえ…何でもありません」
レオンはしばらく考えてるみたいだった
「レオン?」
「あっ、ではまた来ます」
レオンは部屋を出て、優の病室に向かう
優はまだ眠っていた
「信じられないな…」
優の顔を見ながら呟いた
「やはり、夢ではなかったみたいですね」
レオンは星空を見上げながら笑った
「記憶の代償なら、安いかも知れませんね」
桜色に染まった優の頬を見て微笑んだ
「Merry X'mas ベル」
オレンジに輝く星を見つめながらレオンは笑った
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