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携帯が鳴る
時計とにらめっこをしていた渚はつい嬉しさの余りに笑みがこぼれる
「もしもし」
電話の相手は年上の彼
「聖」
「うん、うんわかった」
渚は電話を切り、洋服を選び出す
「あっ、いっけない」
慌てて玄関を出ると、一台の車がとまっていた
「ごめんね」
『いいよ、今来たところ』
でもホントは玄関の前に着いて車の中から電話していた
『どこ行きたい?』
「ん~…」
そんな渚をみてクスッと笑う
『じゃ、今日は水族館でも行こう』
「おっけ~」
二人は楽しく会話をしながら水族館に向かう
「海の中ってこんな感じなのかな~」
巨大水槽で泳ぐ魚達をみながらはしゃぐ
二人は水族館をおもいきり堪能して、海のみえるベンチに座っていた
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