ー渚ー

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二人は夕暮れまでベンチに座っていた 「私は海育ちだからここに来るとすごく安心する」 『あれ?俺といるからじゃないの?』 聖は笑う 「それもあるかも」 渚は笑う 太陽が眠りにつき、月が姿をあらわした 「海からみる夜景ってどこか寂しいね」 『そうだね…色が少ないからかな』 「かな…」 『渚、手かして』 「ん?」 渚は素直に手を出した
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