ー玉姫ー

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(ママ、行ってきます) 玉姫は高校生になっていた 長くて綺麗な髪はりお譲り (もうすぐクリスマスかぁ) 玉姫は街のツリーをみて呟く その中に一際目をひくツリーがあった (すごい…) 玉姫がみとれていると 「危ない!」 (えっ?) 玉姫の足元に何かが落ちてきた 「ごめんね、怪我はない?」 その人はツリーの上から 玉姫に声をかけた 「よっと」 下に降りて玉姫にまた謝る 「ほんと、ごめんね」 (いえ) 「ちょっと気になったところがあって直してたら手が滑って」 (でも、これなら頭に落ちても痛くないかも) 玉姫はふわふわの綿を手に持ちながら笑う 「確かに…」 (じゃ、頑張って下さいね) 玉姫は綿を手渡し、学校へ向かった
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