3179人が本棚に入れています
本棚に追加
「君、説明書読まずにプレイ始めちゃうタイプでしょ?」
男にズバリと図星をつかれた。
「うん…」
「やっぱりね~…とりあえず、エリアから出た方が良いよ~ここのモンスターは君には絶対倒せないからねW」
「…わかった」
「よぅし。じゃ、行こっか、シューリン」
「おお」
またまた二人は背を向けたので俺は慌て声を張り上げた。
「ありがとう、二人共!あ、あの…俺、リュウセっていうんだよろしく!」
言われて二人はまたまた振り返り、
「おー。シューリンだ。よろしく」
「僕は斎藤鉄夫。
ジョブは呪療士。気軽に鉄夫って呼んでね~♪」
シューリンと鉄夫は手をふりながら、フィールドの先へと進んで行った。
「タウンに戻るか…」
二人を見送った俺は、ひとまずエリアから出る事にした。
…説明書読も。
最初のコメントを投稿しよう!