もう一人の自分

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学校に行く道、 何時もと変わらない… でも、誰かに見られているそう思いながら 俺は学校に入っていった。 俺は学校につき、 席についた。 「青流!」そう声をかけてきたのは、幼なじみの健太だった。 「青流…昨日ゲームセンターにいなかったか?」 健太の問に俺は眉間のシワをよせながら答えた 「行ってない…けど何だ?」「いや!きっと気のせいだな!…うん」 健太は自分一人で納得しながら青流に話した。 「昨日ゲームセンターの前を通ったら、青流そっくりの人がいたんだ…けど一瞬でいなくなったんだ」 俺を何だと思った!? そう心の中で思っていた チャイムがなった。 放課後、俺は同じクラスの女子、鈴に聞いてみた。 「なー鈴、最近俺に似た奴見なかったか?」 鈴は俺の顔を見て 「昨日…メイド喫茶にいた?」 俺は鈴の質問に一瞬固まった。 「行ったことない…て言うかお前…」 鈴は落ち着いた様子で 「見た、見た!」と言った そんな鈴に俺はツッコム「何でお前はなぜ喜ぶ?普通驚くか、騒ぐかを…」 鈴は少し考えそして一言 「驚いたり、騒いだりしても仕方がないかなー…と」 俺はため息を吐いた。 そんな俺に鈴は聞いた 「青流、青流はドッペルゲンガーを知ってる?」 「ドッペルゲンガー?」 俺は聞き返した。 鈴は静かに話しはじめた 「ドッペルゲンガーってねぇあんまり分からないけど…もう一人の自分でね。もしも、もう一人の自分に会ったら…」 俺は走って外に飛び出した
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