Second Lock~ダーク・ケルベロス~

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「人間に地位的差があるのはおかしい。誰が誰より偉いと言うことは絶対に無い」 「はぁ。それでしても───」 「いいか?このチームは皆でチームだ。俺がこのチームを指揮しているのは事実だが、だからといって地位を作るのは間違っている」 「おいおい、女の子を苛めるのはそこら辺にしてあげたらどうだい?クライス」 不意に背後から肩を組まれる 「ナンか用か………ジェイド」 ジェイド・チェンバート クライストが所属している企業には本部直属のチームが二つある クライスト指揮する 【ダーク・ケルベロス】 そしてジェイド指揮する 【セイント・ナイツ】 二人は同期に企業に入籍した後、チームを指揮する権限を与えられた特例の存在だった 「いやいや、君の女の子に対する態度がひどかったからさ」
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