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「小包が来てる…」
家につくと郵便受けに小さな箱が入っていた。
「なになに……?お客様がご応募された限定15台のアンティーク風砂時計が当選しましたのでお送りいたします…?」
確かに箱の中には木で出来た綺麗な砂時計が入っていた。
でも…
「こんな懸賞応募した覚えないんだけどなぁ…でも宛名はボクだし…」
結局あれこれ考えた結果、宛名はボクなのでもらっておく事にした。
-∞-
「でも本当に綺麗だな…多分今時手作りなんだろうな…」
サラサラサラ…
「砂もなんかキラキラしてるしな」
サラサラサ…
「なんかこの砂時計見てたら元気が出た気がする…」
その時
スウッ…
「え?な、何?砂が…!?」
砂が下から上へと逆流し始めたのだ。
「何で?やっぱりこれもギミック付きだったの?」
更にその時
ぱあぁぁぁぁぁ…
砂時計が光り始めた。
「なんなんだよこれっ!!」
そのまた更にその時
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
がっしゃぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!
なんと
「いたたぁ~…ふえ!?ここどこ!?」
女の子が降ってきた。
「な、何が…」
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