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「いったいなにが…」
僕は目の前の光景が信じられなかった。
「いたたた…」
何でいきなり女の子が?
「君は…?一体誰…?」
「私の名前は堂院 梨音…それよりここはどこっ!?私さっきまで砂時計見てたはずなんだけど……」
砂時計…?
「堂院って…僕と同じ名字…?」
「あなたは?」
「僕は堂院 殺那…君はどこから来たの?いきなり現れたけど…」
「私…小包で届いた砂時計を見てたの…そうしたらいきなり砂が逆流し始めて、気が付いたらここに落ちてきちゃった」
小包で届いた砂時計…
逆流…
みんな僕と同じ状況だ…
「ねえねえ。そう言えば今日って何日だっけ?」
「そこにカレンダーが…」
「え?ええ?えぇぇぇぇぇぇ!?西暦2568年~!?なにそれっ!?」
「なに驚いてるのさ?」
「私…ええ~!?(混乱)」
何を言ってるんだ?
「2568年って私何才よ~…」
「どういうこと?」
「だって私…1990年5月18日生まれだよ~?」
まさか…
「梨音って…過去から来たの…?」
「え?じゃあここは私にとって未来!?…有り得ないよ~…」
「そして名字が同じ…まさか…」
僕は押し入れの中から家系図を見付けた
「やっぱり…梨音は僕の先祖に当たるんだ…」
「ええ~!?」
-∽-
こうして僕はご先祖さまの梨音と出会った。
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