第ⅩⅤ章【島原】

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「へ!?なななんですか!?」 「いえ。こっちが何ですかって…………」 (どうしたんだ?総司さん……) すると珠里は総司の見ている視線に気付いて、手で首筋を抑えバッと立ち上がった。 「ッ!?」 「珠里殿?」 「あぁあのまたあとで……島原行く前にきます!!」 近藤の部屋から飛び出していってしまった。 「総司も、珠里ちゃんどうしたんだ?」 「沖田君何かあったの?」 「総司なんかあったのかよ」 と皆に質問責めにされる沖田はなんて答えればいいかわからずに混乱していた。 「ななな何でもなんですよー!本当に!」 明らか何かあったような感じだ。 珠里の首筋にあったあの“アト”――… あれは……… (口付けのアト………) チラッと土方を見る。 「なんなんだよ。総司………」 「いえ……」 沖田は急に静まった。 土方さんはあのアトにきづいてないんだ……… 良かった……… 土方さんがあれをみたら、どうなる事か…………
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