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いつもの大学の帰り道、ソウヤはいつもと変わらぬコースを走っていた。
自宅に着くと、直ぐ様自分の部屋へ直行し、テレビの電源をつけた。
「ふう。何かおもしろいニュースはっと。」
チャンネルを回していると、一つのニュースに釘付けになった。
「事故現場、近くだな。」
テレビの電源を落とし、そのまま家を出た、事故現場は家からそう離れておらず、徒歩五分の場所にあった。
やはり野次馬や警察がたくさんいた。
現場を見ると、道路には大きな溝ができていて、車は電信柱に追突している。後続の車も玉突き事故を起こしているが、幸い怪我人はゼロらしい。
「しんじてくれっ!本当なんだ!」
電信柱に突っ込んだ運転手らしき人物が警察官に叫んでいた。
「はいはい、事情は署で聞くからね。」
「本当なんだ!怪獣が俺の前を通ったんだ!この溝は奴が付けたんだよ!」
男はそのままパトカーに乗せられ、つれていかれてしまった。
「怪獣…いるはず無いのにな。」
ソウヤは事故の現場から離れ家路に着いた。
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