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再び戦う宿命よ
東京へ来てから一ヶ月。
彼女から連絡が2日に一回はあった。
それが次第に減っていた。
ある日、彼女から一通のメールが来た。
『告られた。付き合ってみようかと思う』
俺は東京へ来て初めて返信した
『おめでとう。君が幸せでありますように。』
以来、一切の連絡はなくなった。
それからどれだけの時間が過ぎただろうか。
彼女の噂も話しも聞かなくなった。
仕事に没頭していた。
だがそんなある日
電話がかかってきた
古くからの友人だった。
俺「どうした」
友人「聞いてないのか?お前はどこで何をしてるんだ(怒)」
俺「なんだ。何があった。何も聞いてないぞ」
友人「……ヒトミが怪我したんだ…。」
俺「そうか。明日帰る。」
内心穏やかではなかった。
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