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今日は、朋也と二人っきりのChristmas…
そろそろ仕事から帰って来るであろう朋也の為に、今晩は腕によりを掛けてご馳走を作っている。
朋也と一緒にChristmasを迎える事が出来るのが嬉しくて、つい鼻歌まで歌ってしまう…
「ただいま~」
その時、玄関から声
「おかえり。朋也♪」
「なんだか、お前妙に上機嫌だな。」
当たり前だ…
朋也とChristmasを過ごせるのが凄く嬉しいのだからな…
「腹減ったな…」
「もうちょっと待ってくれ。その間に風呂にでも入ってきたらどうだ?」
「あぁ…そうさせてもらう」
なんだか新婚さんみたいだな…
でも…半同棲みたいな感じだし…
………顔が赤くなるのが分かる…
朋也と過ごせるChristmasが本当に嬉しいのだ私は…
「おぉ!なんだか今日は豪勢だな!」
朋也が嬉しそうに言ってくれる。
「当たり前だ…今日はChristmasだぞ?」
「…最近仕事ばっかりだったから…つい頭の向こうに…」
「私と過ごすChristmasを頭の向こうとは…考え物だな…」
ちょっと拗ねてみる
「でも、かなりこの日を楽しみにしてたのは本当だぞ」
そう言われて嬉しかった。
私は…かれこれ一ヵ月位前から一人この日を楽しみにしてたからな…
「あぁーそうだ!お前にChristmasプレゼントがある!」
えっ?朋也が私にChristmasプレゼント…?
紙袋から取り出されたのは、大きなテディベアだった。
「お前の好みかは分からないが、熊好きそうだったから…」
凄く嬉しかった…
朋也とは側に居るだけでも嬉しいのに…まさかプレゼントをくれるとは…
朋也から貰った大きめのテディベアをぎゅうーと抱き締めた。
「おいおい…そんなに強く抱き締めるなよ…」
「ありがとう朋也…このテディベア…朋也だと思って大切にする…夜寝る時も一緒だ」
「…そのテディベア…すんげぇ…羨ましいな…」
朋也がなんか言ったような気がするが気にしない。
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