4人が本棚に入れています
本棚に追加
皆さんは初めて宇宙に行ったは犬🐶だと言う事はご存知だろうか?どちらかと言うと、アポロ11号で人間が宇宙へ飛び立った方が印象的だと思う。しかし事実は🐶だったのである。しかしこれは悲しい出来事だったためにあまり世間には出まわらなかった話である。
ロシアでの出来事。ある日、宇宙船開発のスタッフが外に出歩いていると足元から犬の声がした。足元には毛がクルクルとしたかわいい子犬が捨てられていた。不憫に思った彼は研究所へつれて帰った。すると、いつも閉じこもりだった開発のスタッフもそのかわいさに魅力され、クドリャフカ(ロシア語で巻き毛)と名前を付け、とても可愛がった。
そしてある日、宇宙へ飛び立つ最初の生物を決める会議、話しあいでネズミなど様々な意見が出たが、知能が高い犬が良いと決まった。そこで知能の高い犬を集め、優秀な犬を二匹集めた。名前をアルビナとムーシカ。その二匹の訓練をしようとすると、クドリャフカも一緒になって訓練を始めたのです。最初は皆遊び半分でやらせてたと思う、しかし最後の訓練で驚きの結果が出た。優秀な二匹の犬ではなく、なんと捨て犬だったクドリャフカが好成績を残したのだ。
子犬の頃から可愛がり、いつも一緒いた彼女(クドリャフカは女の子らしいです。)を宇宙におくらなければならなくなってしまったのだ。研究者達は必死に人工衛星を作り上げた。そしてできたのがスプートニク二号である。そして彼女は飛びたった。高く高く、どこまでも高く飛び宇宙まで行った。一般的に公表されたのは、5日~1週間は宇宙で生きたと言われているけど、実際は打ち上げのさいに急激な温度変化で彼女の心電図が乱れていたそうなので本当の事は誰もわからない。
はたして彼女は幸せだったのだろうか?捨てイヌのままの方がよかったのか、それとも初めて宇宙から地球を見たイヌとして生きた証を残した方がよかったのか。これを読んだ方は是非とも感想を下さい🌀
以上‼第2回 悲しい編
最初のコメントを投稿しよう!