-夏-

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そして夏休みも終わりが近くなった頃… 正式に答えを出そうと寛貴に電話した。 《ヒロ…あの返事だけど…》 《返事??》 《うん♪あの返事…こんなあたしでよければ//》 《マジで!?》 《うん…//マジで//》 《よっしゃあぁ!!♪》 ヒロは電話の向こうでガッツポーズをしたかと思うくらい喜んでた。 《喜びすぎだし(笑)》 《だってめっちゃ嬉しいんだもん♪ぜって-幸せにすっから❤》 幸せ…その言葉の本当の意味はまだ今のあたしには分からなかった。 《うん♪じゃあ…あたしそろそろバイトだから電話切るね…終わったらメールするから♪》 《おぅ。じゃあな☆》 そして、電話を切った。
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