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すると…
「由佳…話がある。」
寛貴はちょっといつもよりも怖い顔をしてあたしのクラスにきた。
そして、ヒロに呼ばれるがままについていった。
「連絡できなくてごめんな…いろいろ忙しくて…。今日もさっき遅れて学校に来た。」
『そうだったんだ…あたしこそ連絡しなくてごめんね😢』
「謝るなよ!!♪これから授業サボろうぜ🐤」
『うん♪』
あたしはまた夏休み前日と同じようにサキにメールをして大好きなヒロと学校を抜け出した。
「由佳~今日すげぇとこに連れてってやる☆」
『すごい所って!?』
「着くまで秘密だ!!」
そう言ってヒロはいきなり自転車をこぐスピードを速めた。
『速い速い!!♪』
あたしはだんだん幸せという本当の意味を知り始めていた。
今までの恋愛は全て幸せを実感することができないまま消滅していってた…。
だけどヒロとの恋は…
この恋だけは違う気がする…。
そう思えるようになった。
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