-夏-

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-夏休み前日- 『由佳~♪今日暇??』 『今日バイトなんだぁ😣ごめん…。』 『大丈夫大丈夫♪』 あたしたち…1年2組のクラスの前がなんかざわめいていた。 『キャー💕上野く~ん♪』 1年の女子たちがなんか騒いでいる。 『今上野くんって言ったよね??上野くんって由佳を助けてくれたあの上野くん??』 『あたしを助けた…??』 いったいサキが何を言ってるのか分からなかった… 『ちょ…サキ!!あたしを助けたってどういうこと??』 『入学式の日だよ♪由佳が保健室に行く途中倒れて上野くんって男子が由佳を保健室まで運んでくれたの★』 『え…それ本当??』 『うん♪本当だよ♪』 上野寛貴の噂はみんなが言うには学校中にファンクラブが出来るほど人気があって彼女がいるという噂だ。彼女はこの学校かは分からないが過去に出来たけどすぐ別れてってあたしと似たような恋愛をしてきているらしい… まぁ…あたしとは正反対な性格であたしには関係ないんだ。きっと付き合うことなんて絶対にない。そう思っていた。 そう思っていたんだ…。
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