0人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
僕はァナタを…
ァナタは僕をちゃンと
見ていたのに僕は
目の前の欲に溺れた
愚か者。
1番に嫌っていて
わかっていたはず。
欲なンて汚いもの
口だけの自分に
苛立ちすら感じる。
ァナタをどれだけ
苦しめたのだろう。
ァナタをどれだけ
追い詰めたのだろう。
本当にごめンね。
僕は愚か者だな。
どッちが悪いなンてないけど、
ふたりで大切に
積み上げてきたものを
崩しはじめたのは僕自身だ。
ァナタを責めたのに、本当は
僕が責められるはずなのに
最後までァナタは
笑っていて、
辛いょ。僕だッて。
最初のコメントを投稿しよう!