音信不通

3/4
前へ
/9ページ
次へ
退屈な学校の授業も終わり、私は学校の帰りに買い物をした。 だって前から手に入れたかったアルバムが本日発売だよ! 絶対買わなきゃ。 そして、帰ったら聞きまくるのだ!! 家に帰ってから私は直ぐに着替えてアルバムをセットしてベッドに横になりました。 ジャケットは海のようなブルーでとてもカッコイい! うぁ。やっぱりサイコー♪ 何回も繰り返し聞いてるうちに、寝てしまいました。 「起きなさい、遅刻するわよ!」 お母さんの声が一階から聞こえてきます。 「はぁ~い。今行く!」 あれ、私昨日帰ってから何してたんだろう。 確か、アルバム聞いてて… ヤバい。べらぼうに寝てしまった。 夕べは母さん居なかったんだっけ。 だから、起こされる事なく眠ってしまったのか。 う~反省。 私は急いで朝飯を平らげ頭を適当にとかして、少し化粧して(あんま 変わらないよ 時間の無駄だね)制服を着て家を飛び出しました。 なんで、いつもギネスに挑戦みたいなスケジュールで学校に行かなきゃいけないの! 学校始まるのを後1時間、せめて、30分遅らせてくれたら良いのにな。 (あんたなら 遅らせた分 寝坊するでしょ) さて、アイツにメールするかな。 昨日はメールしなかったから、きっと拗ねてるぞ。 お!アイツから10件もメール来てる♪ あれえ、珍しい。電話もよこしてたんだ。 よしよし、淋しくて泣いてたんだね。 私は時間が無かったから、最初のメールだけ見てアイツにいつも通りのメールをしました。 『おはよ(^-^)/ 今朝は涼しいね♪ 昨日はごめんね。また、メールするよ』 やっぱり、朝はアイツにメールしないと調子出ないや。 お、珍しい!返事きた!いつも 昼休みとかにしか返事来ないのに。 どれどれ何て書いてあるかな。 やっぱり琴音からメール来ないと淋しいとか、書いてあるかな。 『8:32 何 いまさら』 はぁ? なんか、短い。 いまさらって、なんなの。
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加