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東京-現在-
駅の入口で一人待つ女子高生。
早く来ないかと、そわそわしている。
そして、その子の前に二つの影が落ちる。
顔を上げると、その子は笑顔になった。
「待たせたみたいだな。美嘉。」
「待ったでしょ、美嘉。」
「そんなことないよ。いつものことだし。それより早く行こう、父さん母さん!」
美嘉はそう言うと、両親の手を引いて駅に入っていった。
-駅近くの屋上-
「美嘉さん…幸せそうですね。」
「あぁ。」
「これで依頼完了…ですね。…っくぅ!」
「ほら、無理に体動かすなよ。ほんとよく生きてたな、お前。」
「あはは…、もう一人に助けてもらいましたから。」
「………」
クライムはシャチの肩を借りて、事務所に戻っていった。
-次の日-
シャチが遅めの朝食を作っているとき、勢いよくドアが開いた。
シャチは慌ててそっちを見ると、目を見開いてさらに驚いた。
「クライム入るぜ。」
シャチが中に入ると、クライムはまだ寝ていた。
「クライム起きろ。客だぜ。」
「…お客さん?」
のそのそとクライムは起き、その後シャチ同様に驚いた。
-To be continued-
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