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そのあと、柊に事情を話してなんとか三人は帰ることが出来た。
「なんか今日はすごく疲れました…」
「俺も…」
二人同時に溜め息を吐き、それを見た美嘉は笑い出した。
「何笑ってんだよ…」
「いや…二人は似てるなぁって思ってさ。」
「俺達が?」
クライムとシャチはお互いを見て、そして大声で笑った。
「確かに似てるかもしれませんね。」
「そうだな。」
二人につられて美嘉もまた笑う。
いつまでも、こうして笑いあえる日々が続けばいい。
美嘉は、そう思わずにはいられなかった。
-To be continued-
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