(詩)その1💡

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夜行列車の音が遠くになるにつれて静かな夜になる 独りぼっち置いていかれた寂しさ 暗やみの線路に涙の雨がふる 誘惑と言う光をたよりに行き先に迷い 傷だらけの心をしまい込んで すべてが偽りの感情 冷めきった夜空には 惑う月明かりが心を照らす 無情の愛を クールに笑う騒音 感情のないグラマーな夜 答えのない夢物語を 夜行列車に乗せて 眠れない夜を 探しに行く 寂しい夜があるかぎり
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