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そして挑戦者は…「じゃ、リス対なんだ?」リス「んー、リス対ナス!」「リス対ナスな!」ナスに決まった。
たしか冬だった。場所は、我が町にいくつか点在する集会場のうちのひとつ。時間は深夜だ。もう一人の仲間とストーブの前で傍観していたオレはバカな事を口にする。
「リス対ナスかー😆マジウケル!俺たちもあだ名付けようぜ!スでそろえたいからー…」「じゃオレはカスで!」人生の五本の指に入る失敗だった。
腕相撲は、リスの圧勝。これでも手を抜いてるんだから、こいつには勝てる気がしねー。「お前どーする?」オレ(カス)は、まだ名前の無いもう一人の仲間に言った。
「…。」
「どーするんだよー?」オレは返事を待てない子供だった。
「ふっんー…。」
「じゃあ、ボスは?なんかボスっぽいよな!だから、ボス!」そしてオレ(カス)は、自分が名案だと思うことをすぐに言いたくて仕方ない子供だった。
こんな感じで、オレたちのあだ名は決まった。…と思う。
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