第二章:ゼロと使い魔

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才人達と入れ違いにシエスタが入ってきた。 シエスタ「あら?才人さんはどこに行ったんでしょう?」 ネギ「さぁ?何か用があるみたいですけど。」 シエスタ「そうですか… ネギ君は才人さんと同じ世界から来たんですよね?」 ネギ「えぇ、まぁ。」 シエスタ「実は私のお爺さんが才人さんと同じ世界の人間なんですって。だから私にもその地球って世界の血が流れてるって才人さんが。」 ネギ(そういえばなんだか日本人ぽい感じがするなぁ。) シエスタ「できればネギ君にも地球って世界の事教えてほしいです。才人さんに少しは聞いたんですけどいつも急がしそうで。できれば日本って国について聞きたいです。」 ネギ「すいません。日本についてはあまり知らないんです。まだ短い間しか居なかったんで。 僕はイギリスって国の出身なんです。今は日本で教師をやっているんですが」 シエスタ「先生なんですか!!」 ネギ「やっぱりおかしいですよね。この年で教師だなんて。」 シエスタ「あ、いえ、べつにそういうわけじゃ。ただ、こちらの世界では教師というのはとても優れた魔法使いでなければできない仕事なので、平民の私からしたら羨ましいです。やっぱり魔法を教えるんですか?」 ネギ「そ、そんなことできませんよ。(だってバレたらオコジョにされちゃうし…)僕は英語という言語を教えてるんです。今回は学校の長期休暇で故郷に生徒達と訪れる予定だったんですが、いろいろあって…… あ!早くみんなを捜さないと。こんなところで寝てる場合じゃない。」 シエスタ「だ、ダメですよ突然動いたりなんかしたら。今はまだ安静にしてないと。」
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