37人が本棚に入れています
本棚に追加
???「くっ❗随分と力を使いすぎたようだ。」
異形の姿をした男が言った。この男の顔はまるで大蛇のような姿だった
???「遠呂智様、間一髪でしたね。」
男に話しかけた女も異形の姿だった。
女には九つの尻尾がはえており、爪も獣のように伸びていた。顔や四肢などを除けばまるで狐のようである。
男の名前は遠呂智[おろち]
女の名前はダッキ
二人はそれぞれ大怪我をおっていた。
なぜなら彼らはある宝具を使って時間を曲げ、三国時代と戦国時代を融合させ新たな世界を創ろうとしたが『時の人物』によって阻止されてしまった。その結果である。
遠呂智「この分ではしばらく動けそうにないだろう。儂は長き眠りにつくゆえダッキ、あの計画をお前に一任する。四年後に会おう」
そう言うと遠呂智は闇の中に消えていった。
ダッキ「仰せのままに。さぁーて、私も傷を癒さないと」
そう言ってダッキも闇の中に消えていった。
最初のコメントを投稿しよう!