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才人「ルイズ、あそこに倒れてるのって人だよな。」
ルイズ「本当だわ。すぐに助けないと。」
才人「まて、無理に動かすのは危険だ。こいつに負担がかかる。学園から人と担架みたいな物を。」
ルイズ「わかった。」
数分後、5人の人が現れ、倒れていたネギをルイズと才人の部屋に運んだ。
ルイズ「なんか変わった服装ね。あんたみたい。」
才人「言われてみればそうかもしれねぇ。こんな格好ではないけど。それにこのローブ穴があいてる。何か貫通したみたいだ。」
ルイズ「にしては傷が少なくない?」
才人「だよな。どうなんだモンモン?」
ルイズが連れてきた1人に言った。
モンモン「だから私はモンモランシーだってば。
確かに魔法でふさいだみたい。その証拠に魔力がここを中心に動いてる。けど、変ね。水系統なら体に浸透してすぐに消えるはずなのに残ってる。それどころか暴走してるわ。熱がひどいのはそのせいかも。」
才人「どうにかなんねぇかな?」
赤髪の少女が口を開いた。
キュルケ「コルベール先生なら鎮魔薬ぐらい作れるんじゃない?」
才人「そうだな。よし、俺ちょっと行ってくる。」
ルイズ(才人のやつやけにはりきってるわね。やっぱりこの子が才人を元の世界に戻すカギなのかしら?)
ルイズは若干危惧していた。
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