第二章:ゼロと使い魔

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才人「ルイズ、あそこに倒れてるのって人だよな。」 ルイズ「本当だわ。すぐに助けないと。」 才人「まて、無理に動かすのは危険だ。こいつに負担がかかる。学園から人と担架みたいな物を。」 ルイズ「わかった。」 数分後、5人の人が現れ、倒れていたネギをルイズと才人の部屋に運んだ。 ルイズ「なんか変わった服装ね。あんたみたい。」 才人「言われてみればそうかもしれねぇ。こんな格好ではないけど。それにこのローブ穴があいてる。何か貫通したみたいだ。」 ルイズ「にしては傷が少なくない?」 才人「だよな。どうなんだモンモン?」 ルイズが連れてきた1人に言った。 モンモン「だから私はモンモランシーだってば。 確かに魔法でふさいだみたい。その証拠に魔力がここを中心に動いてる。けど、変ね。水系統なら体に浸透してすぐに消えるはずなのに残ってる。それどころか暴走してるわ。熱がひどいのはそのせいかも。」 才人「どうにかなんねぇかな?」 赤髪の少女が口を開いた。 キュルケ「コルベール先生なら鎮魔薬ぐらい作れるんじゃない?」 才人「そうだな。よし、俺ちょっと行ってくる。」 ルイズ(才人のやつやけにはりきってるわね。やっぱりこの子が才人を元の世界に戻すカギなのかしら?) ルイズは若干危惧していた。
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