登場!俺シャア

5/9
前へ
/39ページ
次へ
『山下くん、君中々速いね。後でタイム計ろうか?あそこの2年の人の所で体温めておいで!』 一年の凡人共の視線が集まる。 私は頷き、彼らの妬ましいくらいの嫉妬の視線を浴びて2年の先輩の集まる輪に入り、柔軟体操をした。 『俺、谷ってんだ、ヨロシクな、山下!見てたよ。お前、中々速いね~!後で俺と勝負しようぜ!』 (谷先輩…、将来総帥になった時アナタは私の側近になるかもよ? 名前は山田ね(笑) あ、…じゃない! シャアだっ!!) 『ウッス、ありがとうございます、谷先輩!』 若い私は今しばらく山下をしばし受け止めた。
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

32人が本棚に入れています
本棚に追加