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YUKI
♀私の灰がこの雪達と降って、アナタと一度も抱く事の出来なかった私達の愛の頭を優しく撫でている。私の気持ちとは逆にアナタ達に雪が積もれば積もるほど心と体を冷やしていく。アナタからの愛を沢山もらってきたわ、とても暖かかったわ。
♂キミがあの煙突から灰になって雪たちと踊っている。手に取れば2つは僕の涙と混ざらず消えていく。僕たちの子供は初めての雪に喜んでいる、キミの事が分かるのかな?
僕はキミに何もしてあげられなかった。キミのカラダは冷たくなってしまった。
♀アナタがくれた暖かい時間を抱きしめて…涙だけが止まらない。
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