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どさくさに紛れて
隣りになれた
凄く嬉しくて…
もっと
もっとタッちゃんにくっつぃてたくて…
話をしたくて…
「ねぇねぇ、タッちゃん」
ギュッと相手の服を掴みながら腕に寄りかかる
「今度はどぅしたの?」
「何か…飲みたい。何が良いと思う?」
「飲みすぎだから…少し何か食べなぃ?」
「…飲みたい…」
「何か食べた後に飲もうか?」
「…タッちゃんが食べさせてくれなぃと食べなぃ…」
「うん、良いよ?食べさせてあげるから、飲むのは控えよぅ?」
「…うん」
……どぅして
「何を食べたぃ?」
優しく微笑みながらメニューを開くタッちゃん
どぅして…?
好きとか言ってなぃ
けど
酔った勢いでこんな事言っちゃって…
明らかに好きだってバレてる…
それなのに…
どぅして…
どぅして…
何も言わずに
僕の我が侭に付き合ってくれるの…?
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