想いの重さ

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結局、昨日アカネからメールが来ることはなかった。 たかが1日くらいと思うかもしれないが、毎日のように来てたものがこなくなったのは寂しい。 メッセでも会うことができなかった。 彼女に「おかえりなさい」と、言ってもらうのが暖かくて好きだった。   気が付くと、僕はケータイばかり気にしていた。 アカネは元気にしてるだろうか?     仕事が終わり、家に帰る途中にいつものようにiP○dで曲を聞く。 好きなBL○Eの曲が流れていた。 僕の好きなある曲が流れると、ふとアカネを思い出した。   僕は思わずアカネにメールをした。   アカネ、元気してる?   数分後、「どうしたの?」というメールが帰ってきた。 僕からメールするのが珍しくて驚いているのだろうか? 僕は思いのままメールを打ち返した。   アカネにあげたい曲があるんだ。 メッセで会えるかな?   すると今外だから帰ったらと言われた。 確にアカネにはアカネの生活がある。自分が呼べばすぐに来るなんてことはない。   僕は彼女がいつ帰ってきてもいいようにメッセを起動したままいろんな作業をした。 あの曲を聞いてから、僕の頭の中はアカネばかりがよぎる。   彼女は英語が苦手と言っていた。歌詞を日本語にしておこう。 僕は何度も曲を聞きながら曲を日本語に訳していった。   結局、その日は話すことができなかったが、僕の心はどこかすっきりしていた。
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