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「この曲、好きなんだ」
僕はそう言った。
そう、なんか勇気をくれる曲なんだ。
辛いときとかに聞いて欲しい。そう思った。
「なんていうか、アカネは嫌がるかもしれないけど、恋人とか、友達とか、メル友とか、妹とか
僕にとってアカネはそういうのとはちょっと違う存在なんだ。もっと、心の中にいる感じ」
仕事とかしてるときに、ふと彼女のことを思い出す、話したいなと思う。
いるのかいないのか自分でも言葉にできないような不思議な存在で…でもすごく大事な存在。
だから、いろいろ悲しませたけど、心配しないでほしい。そう言いたかった。
「心配ってなにを?(笑)」
当然のごとく彼女は不思議がった。
きっと、僕が突き放したことを何事もないようにしようとしているのかもしれないけれど、僕は謝りたかった。
僕の気持ちがアカネにないと思って辛そうだった。
でも、全然そんなことなくってかけがえのない存在だってそう言いたかった。
まだ知り合って1ヶ月だし、まだ声も聞いたことないし会ったこともない…こう思うのはおかしいのかもしれない。
僕は彼女にそう伝えると、ありがとうといってくれた。
「アカネが僕と話してくれると、僕も嬉しいし幸せを感じれるよ」
これが一番言いたかったことだ。
確にネットという環境でしか繋がれていないが、それでも彼女の存在に救われることがある。
今は恋人がどうとかとううのは考えられないが、失いたくない。
特別な存在…
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