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いつも時間にアカネがログインしてきた。 明日は休みだと、わくわくしながら楽しそうだった。   僕は普段通り会話をした。   「そういえば、恋人と街中でいちゃつく人?」   今日、帰り道の交差点でいちゃつくバカップルを目撃してイラついたらしい。 彼女的には人前で必要以上にいちゃつくのは嫌らしい。   「僕は手すら繋がないな」   今まで付き合ってきた女の子はみんなそうだった。どことなくそっけない感じで、彼女らにしたら不満だったのかもしれない。 アカネも手ぐらいは繋ぎたいと言ってきた。 彼女の理想の男性像はあまりにも自分とかけはなれていた。 あえて当てはまるのは、痩せてるとこぐらいだろうか(笑) 何気無い会話が楽しいのはアカネとだからだろうか?それとも風邪を引いているから気が弱くなっているだけだろうか?   「ハヤト、今日もお疲れ様」と言われ、ついポロっと早退したことを伝えてしまった。 案の定、アカネは心配してきた。  「市販薬飲んでたけど全然良くならないから仕事行く前に病院行こうかと思ってる」 「無理しないで明日休んだら?」   確にアカネの言うことは正しい。 けれど、明日は週末なので忙しいのだ。一人欠けただけでも負担は大きい。 病院行くから安心してと、僕は彼女を諭した。   あまり心配させたら悪いので、早く寝ることにした。早く治ってくれたらいいのだが…     次の日に小さな病院に行って薬を貰ったのだが、なかなか治らなかった。 フラフラになりながらどうにか一日を乗りきった。 薬…効いてくれ。
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