第5話

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「スバル」 「な~に~ティア?」   とう   「うわっ!」   そして、どりゃ!   「ぎゃふ!!」 「その辺で止めときなさいよ」 「きゅー」   私が何をしたって? 台詞とかで推理してみて。 当たってもなにもでないけどね。   「そして2人とも落ち着いて素数を数えるか深呼吸しなさい」 「「ヒッヒッフー」」   だめだわ、こりゃ。 深呼吸じゃなくてそれは、   「ラマーズ法よ、それ」 「「えっ!?」」 「はい!息吸って!」   すー   「はい、吐いて!」   はー   まだまだ子供ね、この2人。   ―――――――――――ゾクッ   「…………!」   そんなことを思っていたとき、尋常じゃない悪寒が私の体を包んだ。
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