第5話

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「どういう事ティア!?」   スバルは気付いていない模様。 まあ誰にでも解るよう簡単に説明すれば、   「広域魔法で閉じ込められたって所ね。ある一定範囲をぐるぐると回っているって所かしらね」 「回ってるってずっと真っ直ぐ進んでいたのにですか」 「そうね。多分領域の端に着いたらまた反対側へワープしてるんじゃなのかしら」   最悪だ。 こういうのは簡単には出れないように何ヶ所に魔法陣を張っておくものだから。   「私が軽く射撃してみるわ。予想が正しければ弾が後ろからくるはずだから」   私はクロスミラージュを取り出し、前に向かって撃ってみせた。
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