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オセロ
君は光で僕は闇
光が闇を照らしてくれるから
照らしてしまうから
光が闇を照らすと、闇の中に潜んでいたモノが顔をだしちゃうんだよ
決して綺麗じゃないモノが
君の光のせいで僕の闇が剥き出しになっちゃうんだ
君といると僕がどんなに真っ黒でどんなに汚い人間かわかりすぎちゃうんだ
そんなことわかりたくなかったのにね
君と僕は表裏一体
なんだか一心同体みたいでいいなって思うでしょ?
君と僕は背中あわせだから
君が見てる景色と僕が見てる景色はまったく違うんだ
そしてお互いまったく別の景色に向かって進んで行くんだよ?
光は闇を救えない
表と裏は一体にはなれない
君と僕は決して交わることはないんだ
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