プロローグ

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死んでしまうことよりも何よりも君に会えなくなる事がツライ。 「イヤよ。イヤ。あなたを食べたくない」  君の複眼が一瞬キラリと光り触角が小刻みに震えた。 それだけで十分、君の気持ちは俺に伝わってきた。 俺を愛しているのだ。失いたくないと思っている。 だから約束をしよう。
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