プロローグ

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人間にとっては何てことのない手の平にのる程度の物だろう。 「きっと人間になったらあんな小石くらい簡単に手で持つ事が出来ると思う。もし人間に生まれ変わって俺が君を見つけられたら君の手にあれくらいの石を君に持たせて俺の気持ちを伝えるよ。もし君が俺の事を分かったらその石を俺に返して今度は君の気持ちを俺に聞かせて欲しい」 「わたし、頑張る。だから、あなたも絶対に人間に生まれてきて」
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