愛を確かめよう

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やばいやばい。 今は授業中でマラソンのタイムを計っているところだった。 俺の視線は自然と少し前を走っている戸田義和の男らしい均整の取れた背中に釘付けだ。 後ろ姿だけでも分かる、締まった体。 そして時おり垣間見える、整った横顔に俺の心は激しく乱されしまう。 戸田義和は高校になって仲良くなった。 部活が一緒のバレー部で帰る方向が同じだった為、何かと話す機会も多い。
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