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滝「………くふっ…」
寛太郎の一方的な殴打が終わってから約10分。滝はようやく目を覚ました。
滝「かっ…痛っ!!?い、なんだこれ!?」
寛「お、目覚ましたか。おはよう」
滝「痛ぇ!顔が痛ぇ!おい、これほどけ!」
滝の両手両足は、屋上のフェンスに紐でくくりつけられていた。
寝ている間に寛太郎が結んだのだ。
滝「おい!ほどけ!何のつもりだ!」
寛「立場分かってないのか?お前は、俺のシャーロックホームズにも負けない天才的な頭脳にまんまと嵌められて、今から人間辞めたくなる程ボコボコにされるというわけだよワトソン君。」
滝「てめぇ汚いぞ!正々堂々と戦えないのか!おい!」
寛「汚い?喧嘩に綺麗なんてないだろ?」
滝「くそっ!てめぇ…」
寛「何睨んでんだよ」
バキッ!!
滝「ぶっ!」
寛太郎は滝の頬を全力で殴った。
寛「お前はこれから一切の抵抗を許されない。俺が飽きるまで殴られ続けるんだよ、命乞いでもしたらどうだ?」
滝「くそ……」
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